2014年12月13日更新霊場「閼伽井(あかい)不動明王」
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桜井市の「笠山三宝荒神」の長い参道を南側へ下りた所に、「閼伽井不動明王」が祀られています。819年(弘仁10年)第52代嵯峨天皇の時、空海が金剛峯寺の建立を志し、当地に来て、「笠寺」に奇遇しました。当時「鷲ケ峯山」は人々が入山禁止で、空海は「閼伽井」を行場と定め、この池で身を清めて、21日間の行の後に下山し、金剛峯寺を建立しましたが、火災や疫病に見舞われ思うにまかせず、空海は再度「笠山」に登り、「閼伽井」で水行し、ここへ「不動明王」を祀ると、荒神の分神を授かり、高野山に戻って今度は建立したと云われています。また、この分神を野迫川村の「立里」にも奉祀したのが「立里荒神社」です