勝手神社と「振袖山」

2014年10月17日更新

 奈良で寿司・和食・弁当・法事料理の出前・宅配はおまかせ!甚八橿原店吉村です。

 昔、大海人皇子(おおあまノおうじ、後の第40代天武天皇)が、「勝手神社」の境内で琴を弾じていたら、天女が背後の山の上から羽衣の袖を五度ひる返しながら舞い降りて、皇子に吉兆を啓示しました。この故事が宮中で舞われる「五節の舞」の起源で、後に都方の者が吉野山の春を楽しまんと登って来たら、一人の気高い女性が現れ、咲き誇る桜の花を眺め入り、家路も忘れた様なので、怪しんで尋ねると、「実は私は天女ですが、花に引かれてここまで参りました。信心をして下さるなら五節の舞を奏して見せましょう」と云って舞始め、花うるわしい春の景趣を讃えて御代の泰平を祝したその曲が、今の謡曲「吉野夫人」です。